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本と時々デザインのこと

8月の読書報告

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今月は、12冊でした。

 

8月の読書報告

 暑いですね。

今月の読書報告です。

 

今月は、12冊でした。

 

 いやー、少ない。来月はがんばります。

 

読んだ冊数は少ないですが、密度は濃かった。

特に小説は当たりばかりで、すべて紹介記事を書きたいくらい。(少しずつ書いていきます)

 

では、今月読んだ本と、その中のおススメを軽くご紹介。

 

今月読んだ本たち

 *各タイトルをクリックすると読書メーターの感想ページに飛べます。

小説

かのこちゃんとマドレーヌ夫人(角川文庫) 万城目 学

レキシントンの幽霊(文春文庫) 村上 春樹

ネバーランド(集英社文庫) 恩田 陸

ナ・バ・テア(中公文庫) 森 博嗣

ボトルネック(新潮文庫) 米澤 穂信

バイバイ、ブラックバード(双葉文庫) 伊坂 幸太郎

小学五年生(文春文庫) 重松 清

教養書

世界一受けたいお金の授業: 一生お金に困らない「稼ぐ、使う、貯める」技術 和仁 達也

思考の整理学(ちくま文庫) 外山 滋比古

武士道 新渡戸 稲造,バラエティアートワークス

 

その他

 POPEYE(ポパイ) 2017年 9月号 [君の街から、本屋が消えたら大変だ! ]

もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら 神田 桂一,菊池 良

 

PICK UP

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 万城目学

万城目学と言えば、「鴨川ホルモー」「鹿男あおによし」など、突拍子もなくてくだらない設定の作品が多いイメージですが、今回はなかなかの感動作です。

小学生のかのこちゃんの、他人とのつながりや別れを通して成長していく様子に、ともに生活するマドレーヌ夫人(猫)が絡んでくる話。

何がすごいって、とても感動する内容(僕は泣きました)なのに、読んでいて笑い転げてしまうこと。普通に書いたら暑苦しくて間延びしてしまうストーリーを非常に楽しく読み進めさせてもらえます。

 

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)
 

 

バイバイ、ブラックバード 伊坂幸太郎

 続いて僕の大好きな作家、伊坂幸太郎

今回も例に漏れずツッコミどころ満載な設定です。

・借金を返せなくなった男が、2か月後にどこか遠くへ連行されることになった

 →なるほど

・2か月間の見張りとして、190㎝200㎏の女性(ハーフ)繭美とともに生活する

 →えぇ....

・男は交際していた女性に別れを告げに行く

 →わかる

・男は五股

 →...どうしてそうなる

あみだくじかなんかで決めたのかってくらいバラバラな要素ですが、それがものの見事につながっていくからすごい。そしてラストのラストまでボケまくりのエンターテインメント性にも非常に優れた作品です。

 

バイバイ、ブラックバード (双葉文庫)
 

 

今月もっとも読まれた記事 

raku-book.hatenablog.com

 昨日の記事ですが、一気にアクセス数が伸びました。ブログサークルを始めてから、アクセス数が安定して増えています。ぜひともみなさんもはじめてみてください。

 

来月のこのブログ

実は8月は、人生のかかった試験があったため、読書とブログは試験勉強の息抜き程度にしかできませんでした。

よって、来月はもう少しペースあげていきます。

とりあえず30冊。

ブログの更新はできるだけ。

時間に余裕ができたので、積んでいた長編のSFやファンタジーを中心に消化して、紹介記事もそういった作品中心にしようかなーと考えています。

引き続き記事を読んでみたいという方や応援して下さる方は読者登録お願いします!!

 

では、暑いですが9月もよろしくお願いします。