古本市での出会い。
ちなみに、ブログ3ヶ月経過です
古本市を終えて
前々から告知して来た古本市ですが、お陰様で大盛況でございました!
雨が心配される中、最後まで天候がもって本当によかった!
来てくださった方、本当に有難うございました!!
古本市は終了しましたが、ブックマークナゴヤのイベントはまだまだ続きますので、ご参加お待ちしています!
古本市での出会い
僕は一応実行委員(ボランティアスタッフ)なのですが、一日かけて存分に楽しんでしまいました。
商店街内を思う存分気ままに物色し、スタッフ証を掲げお店の方と仲良くなり、
結果的に15冊の本を手に入れました。
前々から本棚がパンクして困っていたのに、一体これ以上どこに本を置くつもりなのでしょうか。我ながら理解できません。
ちなみに蔵書を整理するため僕も数冊出品したのですが、一冊しか売れませんでした。あとは持って帰りました。
15冊すべては紹介できませんので、中でも特に印象深い本をピックアップいたします。
明治人物閑話
京都の有名な書店、ホホホ座の出張店が出ておりました。そこで出会って3秒で買いました。
懐かしさと愛情をもって明治の人と時代を掘りおこした、碩学の評伝集。文学では森鴎外、夏目漱石、二葉亭四迷、石光真清。芸能では五代目尾上菊五郎、九代目市川団十郎、三遊亭円朝ら綺羅星のごとく輝いた明治人の面影を、多くのエピソードをまじえて伝える。
ここで買わなかったら一生巡り合わないかもしれない。そんな意味のわからん本に会えるのも古本市の魅力だと思います。
他にも店主に薦められるがまま、普段は踏み込まないような本を根こそぎ買ってしまいました。
撓まず屈せず
古本市に来てくださった方なら、「ああ、あそこのお店で買ったのね」とすぐにわかると思います。
イベント開始前、出店者さんたちに挨拶をしていた際、度肝を抜かれました。
カープのユニフォームを着て販売している方がいる。
僕は何を隠そうカープファンです。
当然、休憩中にカープ女子の出店者さんと意気投合し、今後のCS、日本シリーズの勝ち抜き方について作戦会議を開きました。
そして、仲良くなった記念に購入したのが上の、『撓まず屈せず』です。新井さん!
帯に黒田のコメントが寄せられているのもポイントが高い。
読むのが楽しみです。
教科書に載った小説
ここでしか出会わない本part2です。
実は、今回のボランティアは、月に70冊本を読む怪物級の怪物と一緒に参加したのですが、そのモンスターが、
「お前が好きそうだと思った」
と買ってきてくれた本です。
人の好みが分かる怪物です。
特に気になるのが
「ベンチ」 リヒター
たしか中学の教科書に載っていたと思います。今はどうなのかわからない。
すごく好きだった。という印象だけ覚えている。そして確か、全編は載っていなかったはず。続きが気になって気になって、ついにここで出会ってしまった。
古本市を巡りたい。或いは開く。
面白いアイデアもありました。
闇鍋文庫
中に文庫が入っているけど、タイトルも著者名もわからない。情報は出品者さんの書いた説明文のみ。
新しい本との出会いを演出してくれる。粋です。
闇鍋っていうワードセンスもたまらん。
それにしても、
古本市の雰囲気、完全にハマってしまいました。
全国の古本市、巡ってみたいです。
というか、この楽しさ、ワクワクがもっと広まったらいいのに。古本市ブームが来たらいい。そうしたら常日頃から古本市に行けるのに。
そして、出店側にも興味を持ちました。
少し調べて、社会に出て忙しくなる前に実行したい。
今週のお題「行ってみたい場所」=全国の古本市