raku books

本と時々デザインのこと

LINEでブックオフと友だちになろう。友だち限定クーポンがすごい。

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お得な情報を配信いたします♪

 

*9/21 0:00 軽い誤りがあったため修正

古書店

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読者の皆様は、どこで本を手に入れているだろうか。

私には心に決めた行きつけの店がある。

 

ブックオフである。

 

古本を買うことに関しては賛否両論あるだろう。

古本の購入に発生した金銭のやりとりは、作家や出版社には何の利益ももたらさない。中古の本が出回ることで、新刊本の売り上げは妨げられ、自分の本が投げ売りされている姿を見て作家は少なからず悲しむだろう。

知識としては、新刊を買うべきであると知っている。しかし、知識は必ずしも現実とは結びつかない。

なぜなら少しでも安く買いたいからである。私は自分に正直に生きたい。

 

割り引き

読者のあなたが、もしもブックオフを利用するのであれば、知っておいてほしい、そして忘れないでほしいことがある。

 

ブックオフと友達になることである。

 

LINEにて公式アカウント検索で「ブックオフ」と検索してみてほしい。厳密に言うとLINEではなくLINE@というサービスを利用しているが、厳密に言う必要はないのでここでは言及しない。

お馴染みのぷりぷりしたキャラクターが現れ、つぶらな瞳でこちらを見つめて来る。

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そして、最寄、若しくは行きつけのブックオフを探し出し(店舗によってはアカウントがない場合もあります)、友だちになるのである。

 

私が伝えたいことはそれだけだ。

すでにあなたの元には、【友だち登録特典】クーポンが届いている。

 

もっと

これが私の最寄りの店舗のアカウントである。

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よく見てほしい。

もっとよく見てほしい。

 

星の数ある公式アカウントの中で、虚空に向かって「こんにちは」と言い放つこのアカウントは異彩を放っていると言わざるを得ない。

 

 

話を戻す。

こちらがこの店舗から送られてきたクーポンである。

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多くは語るまい。

この後私が「えらいこっちゃ。えらいこっちゃ。」と呟きながら店舗へと吸い込まれ、510円になるべく近い文庫を探し彷徨い歩いたことは言うまでもない。

 

注意① 割引対象

注意点があるので耳の穴をよく掃除してよく聞いてほしい。

まず、割引の対象である。

クーポンを見る限り、複数の文庫を購入した場合の対応が不明である。

例えば、500円と100円の文庫を購入した際、100円の文庫にのみ割引を適用したら大変なことになる。私は店員に掴みかかって一生残る傷ようなを負わせるだろう。

逆に、全ての文庫に割引が適用されるのであれば、タンマリ買わなくては損である。

 

結果。

460円を1冊と、108円を2冊購入した。

支払金額は338円であった。

*初回投稿時は支払い金額が誤っていました(9/21 0:00修正)

つまり、全ての文庫割引が適用されていたのである。

*割引対象はクーポンによって異なります。クーポンの記載をよく読んでから使用してください。

 

従って私は、その他多くの本を割り引く機会を失った。その夜は悔しさで眠れなかった。そして次なる被害者を出さないためにせっせせっせとこの記事書いているのである。

 

注意② 買いすぎる

現在私は、最寄のブックオフと、市内の大型店舗の2店舗を友だち登録している。

そして、毎週クーポンが届き、性懲りもなく私は店舗に吸い込まれる。

幸せな時間である。しかし幸せとは常に不幸と隣り合わせである。私の部屋はすでに本で溢れている。

魅力的なクーポンに心を奪われ身を滅ぼさぬよう、細心の注意を払っていただきたい。

 

もっともっと

一体なにを買ったのか。知りたがりな読者の期待にも応えておく。

有頂天家族』 森見登美彦

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

 

私の大好きな作家、森見登美彦氏の代表作である。

なぜ代表作をまだ読んでいなかったのかというと、108円のコーナー以外に踏み込まないからである。

ちなみに今回の記事が登美彦氏の文体を模写、否、リスペクトしていることは今更伝えるまでもないだろう。

惜しむらくは、我が語彙力の不足である。模倣の質が悪くいささか申し訳ない。

 

 内容であるが、

父を亡くした子狸たちが、世の中のオモチロイものに誘われ、あっちこっち奔走し、井戸の中の蛙になり、虎になり、人間に恋をし、忘年会で狸を喰らう秘密結社・金曜倶楽部に震えて眠る物語である。

意味がわからないだろうが本当に意味がわからない物語なのだから仕方がない。

全ては阿呆の血のしからしむることなり。